■障害発生日時 12月7日(土)午前6時頃~12月8日(日)9時30分頃 ■障害概要 弊社のDNSサーバーが停止したことで、お客様ドメインへのアクセス、メールの送受信ができなくなっておりました。 原因としましては12月1日ごろに発生したサーバーの応答が遅くなった対応としてapache(ウェブサーバ)の再起動をシステム側が自動で行っておりその際に発生したメモリ部分(セマフォテーブル)の空白を前日に削除しておりました。ところが正常に削除できておらず、ポートのバッティングが発生しDNSサーバの再起動に失敗していたことが原因となります。また、同時に管理画面の再起動にも失敗したことにより、予備に用意しているセカンダリDNSサーバーも第1サーバー分のみ機能を停止しておりました。 なお、その間に到着予定であったメールは相手先にエラーメールとして返っているものと思われます。もし到着していないメールがあれば送信者様へご確認下さいますようよろしくお願い致します。 ■障害状況 12月7日(土)午前6時頃 DNSサーバが停止。通常、セカンダリDNSサーバだけでも稼働する仕組みを導入していたものの、障害と同時にサーバー管理画面も停止したことで、セカンダリDNSサーバへの反映機能も停止し、セカンダリDNSサーバからも第1サーバのDNSデータが消失。 12月8日(日)9時頃 お客様のご連絡によりサーバー停止を把握 12月8日(日)9時15分頃 メモリ不具合を想定しサーバ再起動により復帰 12月8日(日)9時30分頃 正常動作確認 ■今後の対策 本日より、DNSサーバーも監視対象に含め、ポートチェック に加えレスポンスチェックを行うシステムを導入しましたの で、早期の復旧体制を整えてまいります。 ■今後の対策 通常はDNSサーバも監視対象で停止時に発報するシステムを用意していた のですが、セカンダリDNSの存在も有り、対象外となっておりました。 現在は、DNSサーバーも監視対象に含め、ポートチェック に加えレスポンスチェックを行うシステムを導入しましたの で、早期の復旧に向け、万全の体制を整えてまいります。 以上となります。 この度はご迷惑をお掛けして大変申し訳ございませんでした。 重ねてお詫び申し上げます。